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みーもスクールが行われました(布勢小学校)


 令和2年12月16日(水)奥出雲町立布勢小学校にて、みーもスクールが行われました。
 「みーもスクール」では、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。
 なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行い、楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的です。
 
 布勢小学校の4年生、7名の児童が「島根県の森林」について学び、【米粉ケーキ作り】に挑戦しました。
 
 まず、竹を使って米粉ケーキの型を作りました。講師に手伝ってもらいながら、上手に竹を割っていましたよ。
 ケーキの材料を混ぜて、竹の型に流し込み、フタをして、校庭に準備してある炭のところまで運んでセットして、焼けるまで待ちます。
 
 その間に「島根県の森林」について講義を受けました。島根県の森林の割合は6~7割が自然の森、3~4割が人工林であるのに対し、林業が盛んな奥出雲町はその割合が逆転していることや、手入れしなくなった人工林は元気な木が育たず、災害の原因にもなることなどを学びました。

 そして、お待ちかね!【米粉ケーキ】の試食タイムです。 
 きれいに焼けたフワフワのケーキを児童の皆さんは美味しそうに頬張っていました♪
 楽しみながら、森との上手な付き合い方を学んでもらえたようです。

 今年度の布勢小学校で行われる『みーもスクール』は、今回で最後の授業となります。
 竹・雑木林・島根の森林についてと3回の授業を通して楽しみながら勉強することにより、身近にある地域の山について知ってもらう事ができたようです。この授業をきっかけに、今後も山の環境について考え、大切にしてくれるとうれしいですね。